DBFlute: isSkipGenerateIfSameFile

0.7.6の一番の目玉は、これです。

ビルドプロパティ(build-xxx.properties)に以下を設定すると、
「同じ内容のファイルは上書きしない」ようになります。

torque.isSkipGenerateIfSameFile = true

すると、変わってないクラスの更新日時が更新されなくなるため、
Eclipse上でのコンパイルが「差分コンパイル」となって、
今まであった「自動生成後の長いコンパイル」がかなり軽減されます。
(VisualStudioでも同様かと思われます)
Generateだけでなく、実行頻度の一番高いSql2Entityにも有効です。
各ディベロッパーの待ち時間がかなり減少します。

設定例:
https://www.seasar.org/svn/sandbox/dbflute/trunk/dbflute-basic-example/dbflute_exampledb/build-exampledb.properties
 ※「Little Adjustment」というタグコメント部分にあります

厳密には、内部的処理の都合でGenerateのときのみ幾つかのクラスは
必ず上書きをする可能性があります。(Sql2Entityは無関係)
ただ、これを意識する必要はほとんどありません。
(具体的には外だしSQLが定義されたBehaviorのスーパークラス)

リスク回避のため、デフォルトではOFFにしています。
予期せぬ環境的な不具合があるかもしれないためです。
既に幾つかのプロジェクトで実際に使っているので、
問題ないと思いますが、利用者がかなり増えているDBFluteですので、
念のため、今回のリリースではそのようにしています。
特に問題がなければ、将来のバージョンでデフォルトONにする
可能性もあります。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
そして、こちらはDBFluteを実際に利用されているユーザの方からの
コントリビュートです。自分は調整して取り込んだだけです。
本当に助かりました。ありがとうございました!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆