@DBFlute, Java, C# DBFluteがオープンソースになっておよそ3年が経ちました。 http://d.hatena.ne.jp/jflute/20060924 まだ3年しか経ってないのかぁ、3年もかぁ、と両方の気持ちが あります。随分成長してきたものです。 正確には: 「9月24日がSandBox申請日」 「9月26日がファーストリリース(0.1.01)」 という感じです。 まあ漠然と9月が記念月ということで。 ということで、今週末のカンファ後のユーザの集いは、 ちょっと「プチ3執念記念」ということで。
DBFluteがオープンソースになってファーストリリースして、 お祝いのメールを送って下さった方、 そして、0.3.xとか0.4.xとかの黎明期のDBFluteを 支えて下さったユーザの皆様を思い出します(2年も前!?)。 自分はDBFluteがオープンソース世界のデビューでもあるので、 最初は顔の見えない人たちと触れ合う世界がちょっと怖い感じ もありました。ですが、応援メールや丁寧なフィードバック、 とてもとても勇気付けられました。あのときからメアドが変わって 今はGMailを使っていますが、以前のメールはまだ残っています。 今は、もうDBFluteに触れられてないかもしれませんが、 「最新のDBFluteはおかげさまでこんなに便利になりましたよー」 って伝えたい気持ちが作者としてはどうしてもあったりしますね。 本当にありがとうございました。
丁寧なフィードバックはその後も続きました。 今の今まで続いています。本当に感謝感謝です。 オープンソースプロダクトは常にあるジレンマと戦います。 o フィードバックが無いと良いものはなかなか作れない o 良いものじゃないと使ってもらえないのでフィードバックがない 作り手はなかなか使い手にならないものなので、 フィードバックのない出発地点がかなり苦労します。 ひとりよがりの状態が長く続いてしまう可能性があるのです。 (知名度のない開発者だとなおさら) このことが十分わかっていたので、自分でも現場力を最大限発揮 するようにして(ちょっと体調崩しそうでしたけど...)、 その結果、皆様にもフィードバックを頂けるレベルに達して、 さらに良くなって、さらに頑張って、さらにフィードバックが、 という繰り返しがとても良かったのかなと思っています。 DBFluteを使って頂いてるユーザの皆様、 本当にありがとうございます。 また、オープンソースになる前のDBFlute(DaoGen)を 支えて下さった方々にも大感謝です。 今でも応援して下さってるのがとてもうれしいです。 そして、尊敬するTorque, S2Daoにも感謝の気持ちを 忘れてはいけません。他の多くのオープンソースがある からDBFluteもあるのです。 なかでも2WaySQLは本当に画期的ですごい。 これからも2WaySQLを促進していきたいと思う。 # フィードバックには要望とか報告だけじゃなくて、 # 単なる質問や、使ってますよーって一言とか、 # そういうもの含まれます。モチベーションが高まる # のでこれらも重要なフィードバックの一つなのです。
ただし!まだバージョン「1.0」には至っておりません。 (すいません、本当に) 「1.0じゃないと使ってもらえないよ」とありがたい忠告を 色々頂いております。「1.0」を待望する声も多く聞かれます。 ただ申し訳ないですが、以下のことをこなすまではという感じです。 具体的にどういった項目があるのか: A. モジュールの品質 B. ランタイムの品質 C. ドキュメントの品質 D. 支援ツール(EMecha)の品質 E. 内部構造のリファクタ・DBFlute.NETとの関係の整理 「D」は多少後追いでもいいですが、「A,B,C,E」は「1.0」までに しっかりしている必要があります。 「A」と「B」はここに来てようやく安定して来た感はあります。 最近対応しているのはかなり限定的な環境での挙動に対するもの だったり、ちょっとした改善だったりととてもマニアックです。 「1.0」の後でもこういった修正ならば「1.0.x」として修正して いくことでしょう。一番でかいのはやはり「C」です。 そして、「C」をやっている間に「A」と「B」で色々考えるところ があるかと思います(Undocumentで放置してた機能とか)。 ではいつ頃「1.0」ができるのか? 仕事なら一ヶ月160時間というリソースがありますが、 OSSだとそうはいきません。またできるときとできないときの 幅が大きいため、予想が難しいです。 自分にとってはある種の芸術作品でもあります。 個人的には3年経った今、「よし、またさらに後一年奮闘するか!」 という意気込みです。