Entityのsetで始まる区分値設定メソッド

@DBFlute-0.9.6.7, Java, DBFlute.NET, C#
まさしく経緯はここなのですが、
http://d.hatena.ne.jp/jflute/20100316#c1270167496

entity.classifyMemberStatusCodeFormalized();

 ↓↓↓

entity.setMemberStatusCode_Formalized();

classifyXxx()が無くなった訳ではありません。
ただ、set系のメソッドをドキュメント上のメインと
させて頂きたいと思います。
(今までclassifyで覚えてもらっちゃった人ごめんなさい)

大きなメリットは、区分値メソッドを知らないディベロッパーも
setを補完したときに、区分値メソッドに気付く、というところです。
これは結構重要で、実際 ConditionBean では既に(最初から)
そうなっているわけです。
ちなみに、DBFlute.NET(C#)だと、あんまり意味が無いかもで、
プロパティという概念が既に言語に組み込まれているので、
別に普段から Set って打たないんですよね。
こういった言語の違いはやはり出てくるものですね。

さらに余談ですが、個人的にはJavaのget/setのプロパティって、
そんなにいやではありません。仕組みを考えるときにいやなときも
ちょっとはあるのですが、特に Entity を利用するときは、
とりあえず set って打てば、大体カラムだけの設定メソッド
(or 関連する設定メソッド)だけに絞られるため、選びやすいん
ですね。どうしても "." (ドット)だけだと、"equals" とか
"toString()" とか別のメソッドガッツリ補完されるため、
ある意味それらは検索ノイズということで、
(一瞬で判断する)補完候補の選択の邪魔になります。
今回のような set で始まる支援メソッドも、組み込みやすいし。

まあ、たいした話じゃないですが、そういうことからも
そんなにプロパティという概念がJavaの言語仕様として
入って欲しいかと言うと、そこまでではないという感じです。

#
# プロパティだけが補完される "." (ドット)に変わる
# キーワードをIDEで提供されるとかあれば、話は
# 変わりますが。
#