ベジタリアンのスタイル

ベジタリアンについて、おおまかな説明は
以前の記事でしました。

レインボーバードランデブー @中目黒
(ベジタリアンについての説明あり)
http://d.hatena.ne.jp/jflute/20100710/1278767136

その中で説明したカテゴリ(分類)について、
もうちょい補足を。

o ラクト・ベジタリアン (肉・魚・卵は食べない)
o オボ・ベジタリアン (肉・魚・乳製品は食べない)
o ヴィーガン (肉・魚・卵・乳製品・蜂蜜は食べない)
  -> 衣類など食事以外でも動物性のものを利用しない

こういったカテゴリのベクトルに加えて、
「程度」(厳格さ)のベクトルがあります。
そこに正式な分類はありませんが、
結局、上記のカテゴリを厳密にして生活していくのは
並大抵のことではありません。(特に日本では)

なので、例えば:

o 日常はヴィーガン
o どんなときでもヴィーガン(厳格なヴィーガン)
o 出汁とかは(仕方なく)妥協する
o 妥協する時でも牛肉だけは食べない

などなど。キリがないでしょう。

厳格でないベジタリアンは、「ゆるベジ」とか
「ややベジ」とか色々な言い方します。
誰もがセミベジタリアンって言葉を思い付いて
しまいますが、「セミベジタリアン」っていう
「魚は食べない、肉の食べる量が少ない人」を示す
明確なカテゴリが既に存在していて紛らわしいので、
(東京ベジタリアンレストラン厳選ガイドを参考、
ただネットで調べても、一つの言葉に色々な定義が
あって、参考にした本も正しいかどうか不明....
まあ、そういう意味でもとても紛らわしい言葉なので)
「ゆる」とか「やや」とかの表現の方が通じやすいです。
あと、「日常ベジ」とか「できるだけベジ」って言葉も
個人的にはわかりやすいかなと。「食べる量が少ない」
ってのと、「できるだけ食べないようにしてる」
ってのは、全然違うことですからね。

そもそも、カテゴリもベジタリアンの団体が決めたもので、
個人個人ではカテゴリにぴったり当てはまらない場合も
あるでしょう。全ての物事に共通しますが、カテゴリって
人と会話したり、論じたり、学問的に扱ったりする時の
便宜上のもの。各個人の生活においては、ベジタリアンの
人の数だけスタイルがあるでしょう。
デザインパターンも同じですね。AbstractFactory って
言っても、実際に適用させると厳密にはそのときそのときで
ちょっと違う部分があるけど、「AbstractFactory」って
言葉でとりあえず構造の概要を簡単に伝えることができる。
カテゴリのピッタリ度よりも、実践してる人自身に有益な
スタイルになっているかどうかの方が大事。

あと、ちょっと違った視点で、「白砂糖を摂取しない」
という要素もあります。白砂糖がなんでダメなのか!?
これもネットで調べれば山ほど出てきます。
ベジタリアンという言葉の意味からは直接の関係は
ないですが、ベジタリアンで白砂糖も不可にする人は
多くいます。特に「健康のためベジ」というのが少し
でもある人は、「...乳・卵・白砂糖は食べない」と
同レベルに扱って会話してたり。お店の表記でも
「乳・卵・白砂糖は不使用」と書かれていることも。
厳密には、この辺もキリがないところで、
例えば「五葷抜きのベジタリアン」とか。
ただ、特に白砂糖は意識する人はとても多い気がします。
(マクロビオティックも兼ねる場合はそこは確実だし)

@ベジタリアンヴィーガン、ビーガン、ラクト、菜食

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# [追記 (2010/09/29)]
# コメント欄、ベジとは関係のないデータベース関連の話
# (DBFlutePostgreSQLなど)で埋め尽くされていますが、
# お気にせず...
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# [追記 (2011/02/08)]
# 別途記事にて、スタイルについて再整理されています。
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# // マイ ベジタリアン ポリシー | jfluteの日記
# http://d.hatena.ne.jp/jflute/20110208/1297156804
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