今まで何度もこのブログで禁煙スタイル掲載店を 紹介してきましたが、そもそも禁煙スタイルについて、 紹介をしてなかったので、ここであらためて。 禁煙スタイルは、 「禁煙を前提に飲食店を探す検索サイト」 です。 皆様ご存知の通り、今の日本には禁煙のお店が極少です。 ここ 5 年くらいで大分増えてきた感はありますが、 個人的な体感ですが、例えば 5% が 7, 8％ に増えたって 程度で、結局多くのお店はそうでないことに変わりなし。 (無論、地域やジャンルでかなりバラツキがあります) 少ないってことはどういうことかと言うと、 「探すのが大変」ってことです。 探すのが大変ってことはどういうことかと言うと、 「禁煙のお店に(禁煙を求める)客が来ない」ってことです。 客が来ないってことがどういうことかと言うと、 「お店を経営する方が、禁煙にするのを避ける」 ということです。 なので、禁煙のお店が探せる、というのはとても重要なこと。 皆が積極的に禁煙のお店を探して利用すれば、お店側も 安心して禁煙にすることができて、そういう店が増える。 他の飲食店検索サイトは、禁煙の情報についてあまり重要と 考えられてないのか、充実したものを見たことありません。 禁煙スタイルは、禁煙のお店しか登録されていません。 私 jflute は、この禁煙スタイルを応援しています。 トップページの「キーワード検索」に、駅名や食べたい料理 の種類を入れて検索してみて下さい。 例えば、「恵比寿 カフェ」と入れると、恵比寿周辺の カフェ(というキーワードを持ってるお店)がヒットします。 まずは、皆様の職場や自宅の周辺を検索してみてはいかか でしょう？意外なお店が禁煙だったりするかもしれませんよ。 禁煙スタイルは、千代田区の禁煙飲食店認証制度の ページからもリンクされているようです。 (公的機関も着目するサイトである証拠ですね) 千代田区：受動喫煙防止「空気もおいしいお店」登録店募集
登録されている店舗の禁煙度は三通り： o 完全禁煙 o 完全分煙 o 時間帯禁煙 当然、完全禁煙が推奨されています。 キーワード検索はデフォルトで「完全禁煙のみ」となっています。 なので店側としても、完全禁煙の方が得です。 また、完全分煙は、単に座席が分かれているだけじゃなく、 空間として分煙されていることが条件となっています。 つまり、「不完全分煙」のお店は登録されません。 禁煙スタイルは、「口コミサイト」です。 なので、会員登録(無料)さえすれば、誰でも店舗を登録できます。 また、登録されているお店を利用して、そのレポート(感想など) を投稿することもできます。情報が間違っていたり、足りて なかったりした場合も、誰でも修正・追記(編集)できます。 ユーザが積極的に参加して作り上げることで、より広い情報が 登録されていきます。その会員を「禁煙グルメ特派員」と言います。 (jflute も単なる一ユーザの特派員です) 厳密には、「オーナー登録飲食店」という枠組みがあって、 オーナー自身がお店を登録する機能があり、その場合は、 他の会員は情報を編集することはできません。 (オーナー自ら登録してくれるというのはうれしいこと、 ぜひ応援したいですね)
jflute 自身は、全ての店舗が禁煙になって欲しいとは 思っていませんし、禁煙スタイルもそこまで望めないでしょう。 ただ、現状よりもうちょい増えて欲しいなと。そして、それが すぐに利用したいときにわかるようになって欲しいなと。 (jflute 自身は、「けむい」「くさい」「目がしわしわ」とか その程度ではありますが(それがすごいストレスですが)、 世の中には本当に煙で深刻な影響を受けている人もいます。 それが原因で医者に掛かる人もいます) そして、「禁煙にしたいと思ってるけど踏み切れてないお店」 が、やりたい通りに経営をできる状態になって欲しいと。 なかなか着目されませんが、実は煙の被害は利用者もさることながら、 飲食店の従業員も大変です。働きながらずっと煙を吸ってるわけで。
禁煙スタイルは、Ruby on Rails で作られています。 (運営者の方から、公表の許可をもらっています) ボランティアとしてリニューアル後の改善をさせて頂きました。 暗黙の約束事が多過ぎて、最初はわけわかでしたが、 慣れてくれば、短い記述で色々できるのでスクリプト言語を やるならかなり良い環境だなと感じました。 便利なタグも既にたくさん用意されてるし。 (って、いきなりシステム業界の人限定の話になりました...) あとは、Rails がオールインワンであることもポイント。 以前、Twitter でもつぶやきましが、paginate は、 もしDBFluteがWEBレイヤまで手を出してたら作るだろう と想像していたものとほぼ近いもの。当然、DBFluteはDBレイヤ のみのフレームワークなので、PagingResultBean 方式。 さらに、Ruby はコンパイルが無い分、そういった 「レイヤ直結型ユーティリティ」が作りやすいのは事実でしょう。 (無論、直結型のデメリットもありますが) 一つ強烈におもったのは、やはり「外だしSQL(2WaySQL)」が 欲しくなりますね。これだけは、どの言語使っても同じだな。 「2WaySQL」のない環境のシステムを触るのはやはりつらい。 WEBレイヤだけ Rails で、DB側が外だしSQLでDBアクセス って、できないのかなぁ、そういうのないのかなぁ...
とまあ、紹介はこんなところで。 興味ある方は、とにもかくにも一度使ってみて下さい。 このサイトがあなたの日常のユーティリティとなれば幸いです。
# # あとがき # 「本来」という言葉に従うならば、 禁煙スタイルのようなサイトがなくても、 というか、店側がわざわざ禁煙って言わなくて、 食事中にタバコの煙に巻かれるようなことないのが一番です。 禁煙スタイルの運営者の方も同じ思いのはず。 誰も他人に口うるさくしたくないものです。 「守らない人がいるから厳しくなる」 「本来」は店側に禁煙にしましょう、なんて言いたくない。 「本来」はお客様に禁煙でお願いします、なんて言いたくない。 禁煙マークも付けたくない。特に内装や雰囲気を大事にする店なら。 街中や大自然の景観の中ででよくみかける「あれ禁止、これ禁止」 の看板だらけ、なんかものすごく景観が...それと同じで。 でもそれは理想の世界、説明するまでもなく現状にはそぐいません。 ほとんどの喫煙者はマナーが良いです。自分の友人で吸う人は そういう人が多いです。外で吸うときに風向きを考えて、 「あっ、場所交換しようぜ」って自ら言ってくれたりします。 ポイ捨てもせず、みんなちゃんと携帯灰皿を持っていたり。 DBFluteユーザの集いは、いつも禁煙のお店でやっています。 中には吸われる方もいらっしゃるでしょう。我慢して頂いて 本当に助かっています。いつもありがとうございます。 一方で吸われる方の人口は多く、一部の人、と言ってもそれは すごい人数。マナーの悪い一部の人がとても目立つのです。 でも、一個人でアプローチできることはとても限られてます。 今はとりあえず禁煙スタイルのようなサイトを使って、 目の前の生活を大事にしていくことができればと。
