燃費の改善は車の技術と運転の技術

珍しく車の話。
実家のマーク2がとうとう廃車になってプリウスが来ました。
まさかこんなに早くハイブリッド車に乗る機会があるとは。

まだ実家にいたころ、マーク2によく乗っていました。
縦長のセダン、5人乗りのわりには図体がでかくて、前向きに
捉えると狭い場所での運転技術が鍛えらる車でした。

自分が乗り始めた時点で既に走行距離「8万キロ」超え。
こないだの廃車の時点で「16万キロ」超え。
車に詳しい友人は皆驚きます。乗り過ぎでしょって。
(まあ田舎だったんですよ、コンビニもスーパーも遠い)

15年以上前の型のマーク2。とても良い車ですが、
でも当然燃費は今の時代の車に比べれば遥かに悪いもの。
リッター、一桁台は当然。ガソリン代がバカになりません。
でも、そんな車だから!?かどうかわかりませんが、
実感したこと、それは
「運転の仕方を変えれば燃費は随分良くなる」
論理的に当然のことですが、やはり実践してみないと
感覚的な理解にはならないものです。

実家にいて車に毎日のように乗っていたときは、
あまり気にしていませんでしたが、いまのように
時々しか乗らない(乗る必要がない)、という状況では、
常に「久しぶりの運転」ということで、
最初から無理はしないようにと意識してました。
また、一緒に乗ってる人ができるだけ「揺れない」ように。
つまり、燃費のことより安全のことを考えてそういう風に
していたのですが、気付いたら燃費の良いこと良いこと。
って、良いっていってもやはり旧式マーク2ですから
限界はありますけど、以前よりも明らかによくなってる。
ガソリン満タンの状態から、100km ほど多く走れるように
なっていました。おお、こんなに違うんだと。
大きいポイントはこういうところかなと勝手に解釈。

o 基本的に法定速度
まあ、厳密ではありませんが、救急の緊急時とかそうでなければ、
そもそも急がなければならないような場面を作らないように
車での行動は事前にしっかり計画する。

o 無駄なアクセルは踏まない
そろそろ赤信号、とわかったらスピード出しても無駄だし。
(でも、周りのドライバでそういうのよく見掛けますね)

必要なアクセルだったか、完璧はない(というか無理)にしても、
ほんの少しでも意識すると大きな違いでしょう。
また、日本の道路事情では多くの場面で、法定速度を超えた
スピードで走ることに意味がない、もしくは、意味がなく
なってしまう可能性が高いものです。
ものすごい勢いで追い抜いていった車に、結局最後は信号やら
なんやらで追いついてしまうことは本当によくあります。
二、三車線とかだと、車の分散度のきまぐれで、
ナチュラルにその車を追い越してることがあります。そして、
「あれっ、さっきもあの車に追い抜かされたぞ」なんてことも。
もちろん、ちょっとは早く目的地に着けるでしょうが、
または、目的地に着く可能性が高まるでしょうが、
まあ少なくとも個人レベルの話ですので、別にいいです。
車を使うような場面でそれを求めるような計画自体が負けと。
(で、負けることもあるけどそれは反省して次に活かす)
また、スピード出すことよりも、渋滞に巻き込まれないように
することの方が効率良いかなと思ったり。
民家の前の道を猛スピードで走るの、民家の人からしたら
イヤだろうなって思うし。(そもそも、家の前を通ってもらいたく
ないだろうけど、せめてスピードを抑えるということだけでも)

とまあ、こんな感じで自分の運転も変わって、燃費も改善されて
いったのですが、プリウスの導入でさらにどんな感じになって
いくのか、ちょっと楽しみです。
(って、実家に帰ったときだけなので、そもそもたくさん乗らない
んですけどね。そもそも車を使わないで済むならそうしたいし)