MacOSX Lion で Java7 とか Java5 とか

昨今の Mac における Java のお話。

Appleからは Java5 と Java6 が提供されており、
Java7 は提供されていません(今後も提供されない!?)。
なので、Mac で Java7 の環境が欲しい場合は、
OpenJDK を使う必要があります。
 -> OpenJDK Official Site

じゃあ、OpenJDK を入れようかと思うと...
 -> OpenJDK Mac OS X Port Project

Requirementsの部分...
OS: Mac OS X 10.6

ひー、Leapard (10.5) だめじゃん!
ということで、Snow Leapard 10.6
もしくは、Lion 10.7 でないと Java7 には
触れないということに。
じゃー、Lion で環境構築ぅー!
(やってみました)

Macなので、dmgファイルで簡単にインストールできます。
まだ作り途中なので、Google Code から取得できます。
現時点ではまだまだ更新されているようですね。
 -> OpenJDKのダウンロード (Google Code)

ただ一点、たぶん普通の手順を踏む人は大丈夫なのかなぁ!?
購入したてのMacBookにいきなりOpenJDKを入れてみたら...

するとびっくり!?
OpenJDKのインストールでドラッグ&ドロップして
アプリケーションに配置するときに...できない。
あれ、ドラッグはできるけどドロップできない...

何かと思ったら、インストール先のディレクトリが
まだ作成されていないのでドロップできないのです。
ディレクトリを手動で作成してしまえばOK。
でも、最初は「なんだよー」って全然気づかない。

/Library/Java/JavaVirtualMachines/

の JavaVirtualMachines ですね。
(rootで作った方がいいかな...userでやっちゃった)

Lionには最初の時点ではJavaが入っていません。
OpenJDKをインストールする前に Java6 を
入れてしまえば、この辺大丈夫なのかなぁ(不明)。

さて、Java7 の環境はできました。
そして、今度は Lion で Java5 の環境を。
過渡期の現在、Java5 も Java6 も Java7 も必要。
(まあ、DBFluteがJava5で作ってるのでね...)

ちゅどーん

ぐぐってもネガティブな記事しか出てこない...
その中で希望的な記事:
 -> Java 1.5 for OS X Lion

ぜえぜえはあはあ系の内容ですが、
できないよりも全然いい。
「手順をまちがえないように」がんばりました。

できたぁ

Eclipseではなぜか認識されないので、
command + "," (カンマ) で [Preferences]、
[Java] の [Installed JREs] にて、
[Add] で /System/Library/... 配下を
直接指定して追加しました。

あと、ワークスペース(workspace)の
コンパイルレベルもJava5 に変更。
(Java5 を使いたいプロジェクトでね)

ただ、Eclipse上ではこれでいいんですが、
ターミナルから maven 叩くときとかに、
Java7 や Java5 を切り替えるのに、
毎度毎度 [Java Preferences] で
切り替えなければならないのが面倒ですが...
(たぶん、やり方はあるとは思うので今後の課題)
ということで、なんとか無事に Mac OS X Lion にて、
Java7 と Java5 の両方の環境ができました。
(もちろん、Java6 は余裕でOK)

まあ苦労はしますね、やはり。
でも、やっぱ MacJava やりたいんで。