笑顔のDBFluteフェス2015終わり

終わったー



// DBFluteフェス | Connpass
http://connpass.com/event/21885/

無事終わりました!

1000円取る方式、
いきなり懇談会方式、
ちょっとチャレンジし過ぎちゃったなぁ、
って感じだったのですが、
なんと...

当日時点参加登録51人、参加人数46人(+α!?)
事前キャンセル6人
当日キャンセル5人

脅威の当日キャンセル率、なんと一割!
当日急用や急病などでどうしても
来られなかった方はまたぜひ今度!

ぶっちゃけ、30人超えるかどうか!?
って思ってたのですが、
予想を遥かに超える人数となりました。
遠くからも来られていた方もいらっしゃいました。
本当にありがとうございます。

まあ、新しいスタイルで課題はさらに見つかりましたが、
しっかり分析して次回はさらに良いものにしたいなと。

いきなり懇談会

中目黒レインボーバードランデヴー
(Rainbow Bird Rendezvous)
のごはん!



まだエンジンかかってないのにいきなり懇談会、
さすがに最初はちょっと固い感じでしたが、
jfluteが場をかき回しましたw

ちょっとずつ場のムードもほぐれていって、
自然とそこら中で会話が生まれてたなぁと。
この辺は、次回もし同じことやるなら、
何かテーマを付けたり、
自己紹介タイムやったりと、
色々と工夫してもいいかなって思いました。

とにもかくにも、色々な方とお話できてよかったです。
ごはんもほとんど残り物出ないくらいに、
しっかり食べて頂きました。
おいしい!という声が聞こえてとっても嬉しいです(^^。
(ぼくは作ってないですけど笑)

やはり、大豆ミートの唐揚げおにぎりと、
春巻きがとっても好評でした!(^^

また、お酒もたくさんある中で、
オーガニックコーラ、
オーガニックのアップルジュースなど、
こだわりのドリンクもこれまた話題に(^^。

...
そして、一時限目始まる前に、
jflute から dfprop に関するライトニングトーク!
ひたすら dfprop を上から見ていって、
こんなのあるね、あんなのあるねってコーナー。
これ、DBFluteユーザにとっては非常に大切な内容です。



本当は45分とってもいいくらいのものですが、
エンジンをかけるためのセッションということで、
20分ほどで終了。
さあ、ごはん食べて、お酒も飲んで、
セッション始まりますよー!


一時限目A: ESFlute + Elasticsearch

さあ、今回のビッグゲスト講師、
sugayaさんのセッション。

スライドはこらち:
LastaFluteに移行したFessと
Elasticsearch+ESFluteによるDBFlute環境



もともと Seasar+SAStruts+DBFlute+Solr で作られていた
オープンソース全文検索サーバー Fess (フェス)

新しいバージョンでは、LastaFluteを使っています!
もともと、LastaFluteを作るきっかけとなったプロダクトです。
 => LastaFluteの誕生 | Speaker Deck

さらには、データベースを完全に Elasticsearch に統合。
そこで、Elasticsearch なのに、
ほとんど ConditionBean っぽく検索できる、
ESFluteを sugaya さん自身が作成。

なかなかファンキーです。
LastaFlute + ESFlute の Example も
すでに Github にあがっています。
 => lastaflute-example-waterfront | Github

一時限目B: DBFlute初心者向け!

Fessの裏番組、jfluteのセッション。
そう、DBFluteフェスもすっかり若い方の参加が
多くなってきました。玄人(ベテラン)だけの集い、
というイメージはいまはもう無いですね。



ということで、最近 DBFlute を始めたばかりの人向けに、
jflute の「アドリブ」セッション!

小部屋なので、その場でどんなことを知りたいか聞いて、
それについてしゃべったりコーディングしたり。
でも、そもそもまだどんなことを知りたいのかも
わからないですよね...

結構、ほんとに実務的な研修っぽいセッションになりました(^^

二時限目A: DBFlute on Java8

jfluteのセッション、Java8のDBFlute!
もう、ライヴコーディング全開です。



Lambda, Optional とお約束のことをやりながらも、
さすがにその辺は知っている人も多いと思うので、
cb.ignoreNullOrEmptyQuery()
とか、地味なところでデカい変更点の話もしました。

これに関しては「ちゃんとお知らせしておかないと」
という感じのところで、地味大事なお話。


二時限目B: 個人でリーンスタートアップ

レイハウオリみやさまのセッション。
Clock It を個人で立ち上げ!

スライドはこちら:
[DBFlute Fess 2015]
個人でリーンスタートアップするための教科書



個人でスタートアップするときの導きとも言える内容。
みやさまにとっては、昨年のリベンジ戦ですw。
昨年は150枚のスライドでしたが、今回は50枚に。
ちゃんと時間内終わったようです!

これは本当に貴重な資料ですよ。
なかなか自分でサービス立ち上げようと思っても、
何をやればどうやればってわからないものですから。

三時限目A: フレームワークフレームワーク

DBFluteコアユーザ、DBFluteIntroチーフコミッタ
の「あわねくん (awaawa, p1us2er0)」のセッション。

アットパーティ (At Party)
にて、LastaFlute + DBFlute + AngularJS を採用。
Lasta の JSON API 部分を鍛えてくれたのは彼です。

スライドはこちら:
FW再考 LastaFlute(JSON API) + AngularJs



フレームワークを選ぶときの要因について、
会場のゲストの方々にアンケートをしながら、
説明をしていきました。

すごく理にかなった内容だなと。
それで LastaFlute に行きついてくれたということで、
ありがたやありがたや。

でも、理にかなってますかね?
だって...

まだ、存在しないフレームワークを採用したんですよ!

先物フレームワーク選定と名付けましょう。

三時限目B: 技術的負債との戦い!

ビズリーチ、sei_what (せいくん、わっと) のセッション。



技術的負債との戦いのストーリー。
Java8に上げるだけが、こんだけ苦労したって、
今後いろいろなところで役に立つ情報なんじゃないかと。

とりあえず、DBFlute-1.0.x から 1.1.x への移行、
ありがとうございます。
大きな大きな移行実績となりました。
(400テーブル超えしてるプロジェクトでの実績ですからね)

この後の JJUG CCC にて、
さらにパワーアップして登壇されるようです。
楽しみですね(^^。

おやつ懇談会

さあ、ここでちょっと休憩。
ちょっと小腹も空いてきたところで、
世田谷オルオルカフェ (Olu 'olu Cafe)
のベジバーガー!



これもベジなんですよぅ。
二度目の懇談会ということで、
もう自然と会話が生まれていきました。

大きな懇談会を一回じゃなくて、こまめに二回やるって、
これまた新鮮だなぁと。
分割されることで強制的に場が混ざるので、
色々な会話が生まれてるなぁという印象です。





そして、バーガーの評判、とってもよかったです!

LT大会A: Lasta Mixer2

さあさあ、LT大会。
しかも、LTを二会場に分けてやるという。

まずは、なべさんの Lasta Mixer2 のセッション。
Mixer2 の作者で、
多くの人を感動の渦に巻き込んできたスーパープレゼンターです。

まずは、準備運動



さあ、始めるか



決めるときは決めるぜ



話の展開がわかりやすくスムーズで、
本当にすごいなぁと感心するばかり。
彼のプレゼンはjfluteも参考にしています。

そして、ビールを片手に壇上にあがると
そのパワーは数倍に膨れ上がる...

...は、さておきw

LastaFlute が Mixer2 に対応しています(最中!?)。
Mixer2 はとても革新的で優れたテンプレートエンジン。
ただ、フレームワークを組み合わせようとするときに、
いろいろと構築してあげないといけない部分があるのですが、
それを Lasta Mixer2 がやります。

スライドはこちら:
The cost of learning - advantage of mixer2

Mixer2 を使うときに一番使いやすいフレームワーク!
というのを目指したいな(^^

...は、さておきw

Thymeleaf って覚えること多くて大変だよね、
っていう流れでしたが、
なんと裏セッションでは、Lasta Thymeleaf の話が...笑

LT大会B: さいきょうのERD

ラクルルーキープログラマーの「sawくん」のセッション。
いま、ERDツールを作っています...



ふふふ、
熱い思いが伝わってきます。
これは聞いた人だけのお楽しみ(^^。

LT大会B: Lasta Thymeleaf

ビズリーチが誇る明るさNo1の新卒二年目らいとのセッション。
そう、裏セッションでなべさんに叩かれまくってる
Thymeleaf の LastaFlute 対応のお話です。



すでに Example (Harbor) は Thymeleaf になっています。
 => lastaflute-example-harbor | Github

彼自身、初のOSSコミットをしました。
ちょっとずつフレームワークの方のコードに手が出せるようになって、
今回の登壇となりました。本当に成長しましたね。

といか、B会場、突っ込みの激しいゲストの方々が揃っていたような...
若者二人がそれに「耐えた」ということがまた素晴らしい笑。


LT大会A: DBFluteハンズオン in U-NEXT

すでに、DBFlute + LastaFlute で開発されているという
U-NEXT新卒まだ3ヶ月のかじくりくんのセッション。

DBFluteハンズオンの魅力について発表して頂きました!



昨年のフェスで出てきた言葉
「ConditionBeanネイティヴ」
だそうです(^^。

DBFluteは、単にDBFluteを知るのではなく、
スキルを磨くのに適していると。

嬉しいですね、ハンズオンが羽ばたいて
色々なところで実施されるようになるって。

昔、社内勉強会にお呼ばれしてDBFluteを話したことで、
ここまでコアユーザーになってくれるとはという感じです。

LastaFluteもよろしくお願いします!

パネルディスカッション

なんと、jfluteは出ていません!
DBFluteのコアユーザ同士でのディスカッション!

jfluteの話はどこでも聞けますから、
ユーザーがユーザーの話を聞くってのが、
新鮮なんじゃないかと。
得るものもたくさんあると思います。



でも、このディスカッションで判明したのは...

DBFluteじゃなくてjfluteが異常であること

そして、

DBFluteはとっても属人的であること

プラスに捉えていいのかどうかまったくわかんねーぜ(><。

...

ちなみに、DBFluteに続いて、
あわねくんが LastaFlute で作り直された
DBFlute Intro を元旦にリリースすると
宣言いたしました。

あと、元旦の DBFlute に、
SchemaPolicyCheckを入れると宣言させられました。

もー、やるっきゃないじゃーん(><

jfluteのお話: LastaFluteライヴコーディング

話題になっている LastaFlute の実装風景。

こちらのページに沿ってやりました。
 => Actionの作り方 (HTMLスタイル) | LastaFlute

途中で DBFlute on Java8 の実装も入りました。
画面を作りながらのライヴコーディングって、
いままであんまりやってないから、
これはこれでちょっと新鮮なんじゃないでしょうか(^^。
普段見せないショートカットもふんだんに使いましたし。



LastaFluteを作ることによって、
DBFlute自体が進化した部分もあります。
なので、LastaFluteを使ってない(使わない)方でも、
その恩恵を受けると考えています。

jflute自身が成長しました。
なので、よりDBFluteユーザに高度なサービスを
提供することができるだろうと。



LastaFluteをこれからさらに発展させていきたいと。

...
ちなみに、またもや元旦に
DBFlute-1.1.1 をリリースすると、
宣言してしまいました...

jfluteのお話: DBFluteの保証?

記憶を辿って「非常に短く」要約したものです...

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昨日、TEDカンファレンスの番組、
スーパープレゼンテーションを観ました。
2014年にノーベル平和賞を受賞した、
サティヤルティさんの回でした。

「怒り」がテーマ。

怒りからアイディアが生まれ行動につながる。

 Anger -> Idea -> Action

フェスの前日だというのに、jfluteは感動してました。
プレゼンの内容はもっと社会的に重い話ですが、
jfluteのDBFluteに対する Action につながる話、
これを話そうと思ったのです。

jfluteはどういうとき「怒り」を持つでしょうか?

ダメなコードをみた時?
いや、コードがダメかどうかというより、
怠慢な成果物かどうかが問題で、
最大限の配慮のあるコードであればダメでもいい。
いわゆる良いコードでも怠慢な部分があれば許せない。

というのはさておき...

諸葛亮孔明は、幼少の頃に戦争でつらい思いをし、
「これを解決する英雄が現れないだろうか?」
ぐんぐんと学問を身に付けたが、庵にこもって晴耕雨読。
この能力は、本当に平和をもたらせてくれる英雄に使いたい。
この後、三顧の礼につながります。

ちなみに、三国志といっても、まんがの三国志です。
全部で60巻のやつをイメージしてください。

サティヤルティ、孔明と偉人を引き合いに、
自分を語るのは非常に「おこがましい」ですが、
jfluteのレベルは低いにしても、
シンパシーは感じるのです。

DBFluteを作り続けたきっかけは?

悲惨な現場をたくさんみてきました。
悲惨というのは残業が多いではありません。
プロジェクトの崩壊と共に人間関係が崩れた現場。
ムードの悪い現場こそが一番つらい。
怒りに似た感じを持っていたかもしれません。

O/Rマッパーだけでは全く解決はできません。
ただ、解決のための数パーセントの要因くらいには
なれるだろうか?

フレームワークがチグハグで、
ディベロッパーが苦しんでいるのをたくさんみてきました。
「誰がこれを考えたんだろう?」
「考えた人はこの苦しんでるのを知っているのだろうか?」
怒りに似た感じを持っていたかもしれません。

インターネット上でフレームワークの話が
活発になってきました。
でも、いまいちjfluteには刺さりませんでした。
フレームワークに求めること、
フレームワークで解決したいもの、
なにかちょっとズレてる感じがしたから。

まったくインターネット上の記事を
読むことをやめた時期もありました。
非常にストレスになるからです。
怒りに似た感じを持っていたかもしれません。

一番怒りを感じる時、
たぶん、フレームワークアーキテクチャを
テキトーに決める場面を目撃したとき。
経験があります。
会議室だけの机上の理論、トレンドで引っ張られる理論。
「そもそもその現場で解決したい問題はなに?
それによって使うものも変わってくるのではないか?」
といった当たり前だと思っていることが通じない会議室。
そこで決まったもので苦しむのは誰だろう?

DBFluteをひたすら作り続けました。
現場の問題を解決するために、
自分のプログラミングスキルを使いたい。

色々な発想が生まれました

夜中も土日もひたすら。
そのパワーはどこから来たのでしょう?

明確に意識だっていたわけではないですが、
それまでの感情がそのパワーの一因だったのかもしれない。
それはたぶん否定できないと思うのです。

でも、怒ってばかりじゃないです。
どちらかというと少ないですよ。

「怒り」->「アイディア」->「アクション」

これには、続きがあります。

「怒り」->「アイディア」->「アクション」
 ->「笑顔」->「アイディア」->「アクション」
 ->「笑顔」->「アイディア」->「アクション」
 ->「笑顔」->「アイディア」->「アクション」

アクションからユーザの「笑顔」が生まれて、
アイディアがさらに浮かび、アクションへ。

いま、こっちの方が大きいかな。
このスパイラルがとっても楽しい。

笑顔があるから、コードが書ける

DBFluteは個人オープンソースです。
Seasarの話があったからか、

「DBFluteはサポート続くんですか?」

という質問を頂くことが多くなりました。
個人的には。。。申し訳ないですけど、
「ナンセンスな質問」としかいいようがない。
Apacheライセンスのオープンソースですし。
「続く」と言っても個人の言ってることで、
その言葉自体に保証がない。

ぼくが、この場でサポート続けます!
と宣言することにほとんど意味がない。
そんな中で何を伝えたらいいだろうか?

DBFluteがなんでここに存在するのか?
コードが積み重ねられてきた
「モチベーションの源泉はどこか?」
それを伝えるのが良いだろうと思いました。
どう捉えるかはユーザーのみなさん次第、
あとは信頼関係です。

DBFluteは、ひとりで作ってる感がありました。
もちろん、パッチもありましたし、
フィードバックもたくさんありましたが、
コードの99.9%はjfluteが積み上げてきたもの。
孤独感の強い中での実装が長い間続いてきました。

LastaFluteは、その感覚はありません。
みんなで作ってる感があります。
ぼくもはじめて味わっている感覚です。
DBFluteのイベントをやるっていって、
これだけの人が集まってくれるようにもなりました。
これだけのイベントを手伝ってもられるようになりました。
いま、ひとりじゃないですね。

ゲストのみなさんにお願いがあります。

登壇者のみなさんに大きな拍手を!
キャストのみなさんに大きな拍手を!
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

※…なんか後半の記憶があやしい気がする(><

BGM

DBFluteフェスのBGMは...

開場はシーのエントランス「アクアススフィア」

懇談会時、シーの「ビッグバンドビート」

休憩時間、もうお約束のビリー・ジョエル、
そして、赤木りえさんの超絶フルート

夕方はシーのクリスマスウィッシュ2011

エンディングはランドの「ワンマンズドリーム」のシャイニング。

最後ちょっと大げさだったかな(^^。
DJ係のじゅんぺーありがとう!
(「プロになるためのweb技術入門」のサインもらってるー)


ひとりじゃないイベント

手伝ってくれた、
新卒一年目、二年目、その他協力者の方々、
本当にありがとう。

また、キャスト自身が楽しむことが、
ゲストに楽しんでもらう秘訣。
実践してもらえたかな(^^。

確実にひとりではできません。
ありがとう、ありがとう。



…

【追記】
参加してくれた方のブログありました。
ありがとうございます!

// DBFluteフェス2015(#dbflute)に参加してきました
http://chichi1091.hatenablog.jp/entry/2015/11/25/015701

…

「DBFluteフェスで、
DBFluteのJava8とLastaFluteの実績、
発表しようー」
本当にできるとは...
わりと無理なんじゃないかって思うこともありましたよ。
小さな小さな夢を叶えたって、ちょっとそんな感覚です。

DBFluteユーザのみなさん、
たくさんの出会いがあってとっても嬉しかったです。
またお会いしましょう!

…
…
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…

なんだ?