Cafe KOBACHI-YA Style @赤坂(山王下)

Cafe KOBACHI-YA Style
(小鉢や、こばちや)
赤坂の山王下にあるマクロビオティックの料理が
頂けるお店です。赤坂でご飯を食べる機会があって、
いいお店がないかと探していたのですが、
このお店があって本当に良かったです。

圧力鍋で炊いた玄米、自然栽培の野菜など、
一品一品にこだわりがあります。
基本的にベジタリアンに対応していて、
大豆ミートの酢豚(風)、豆乳ベースのグラタンなど
とてもおいしく頂けました。
(ヴィーガンにも対応できるとのこと)

店内は当然、禁煙です。
赤坂のこの地でこれは素晴らしい事です。

ところで、玄米を食べる人は一般的には少ないと
思われます。自分もつい最近までは、ほとんど
食べたことありませんでした。
"あまりおいしく炊けない" という先入観を
持ってる人が多いかと。白米と同じやり方で
炊いてしまうとその通りです。それが、圧力鍋
で炊くと、とてもおいしく炊きあがります。
もう一つ、ポイントが。あまりよく噛まないで
胃に飲み込んでしまう人は、玄米のおいしさは
味わえないかもしれません。噛み過ぎることは
ないですが、それなりよく噛むことで、玄米は
おいしさを増しますし、消化も良くなります。
最初は玄米を食べるとお腹を壊していたのが、
よく噛むことで玄米を食べてもすっかりそんなこと
ないようになった身近な人もいます。
栄養素的には、やはり玄米の方が良いので、
実は自分は家ではすっかり圧力鍋の玄米です。
白米が物足りなく感じています。
よもや赤坂で玄米食べられるとは思いませんでした。

自然栽培の野菜を使ってお店をやるというのは、
コスト的に本当に大変なことだと思います。
ぜひ応援したいですね。
機会あれば、ランチも利用してみたいなと。

#
# 禁煙スタイルでも紹介されています。
# 禁煙スタイルのKOBACHI-YAのページ
# (ただ、場所が引っ越す前の情報になってますね)
# 

守らない人がいるから厳しくなる

http://d.hatena.ne.jp/a-ki/20100611

"守らない人がいるから厳しくなる"
全くその通りですね。
本当は、そんな細かいルールなんて作りたくないし、
そんなことをいちいち意識したくないものです。

例えば、お店の禁煙マークとかも、
本来はお店の内装・外装の雰囲気から、
そんなマークを付けたくないものです。
デザイン性の点ではマイナスになりますから。
本来はマナーの問題なので、禁煙なんて
言わなくても食事処では控える、せめて、
近くに人がいる、同じ空間に子供がいる、
などを考慮して控えるもの。
それができない一部の人がいるから、
"禁止にしよう" という流れになるのです。

ある意味で、禁止にする方もしたくてしてる
わけじゃないと言えます。そんなことは
言われなくてもしないでね、というのが
本当のところ。誰も恨まれ役を買いたくないです。
"禁止の仕方・運用の仕方" などの議論は必要ですが、
本来は禁止にする方が恨まれるのではなく、
禁止のきっかけを作った守らない人が恨まれるべき。
"禁煙かよ、なんだよこの店" と言う人がいますが、
筋違いもいいところで、店側は何も悪くありません。

これは、ほとんどの他の分野においても同じです。
システム開発の現場でも全く同じです。
プログラミング・開発時のマナーにおいて、
"そもそもそんなことしない" というのが成り立てば、
もっとスムーズな開発、もっと使いやすいユーティリティ、
もっと良いアプリケーションができる可能性があります。
アーキテクトなら一度は悩んだ事があるはず。
自分もDBFluteのインターフェースを決めるとき、
そのジレンマに襲われます。禁止にしない方が便利
なんだけど、禁止にせざるを得ないときがあります。
(少なくともデフォルトでは禁止に、とか)

もちろん、一言で守らないと言っても、
無知によるものと故意のものとあるので、
厳密には難しい問題ではあります。
後者はもう救いようが無くって、前者は取扱い方
次第で、良い方向に向かう可能性があります。
誰だって最初はわからないし、完璧な人はいないから。
自分も他のことで人に迷惑掛けてる可能性十分あります。
重要なのは、"自分は無知かもしれない" という
ことを常に意識して、アンテナを広げること。
そして、いざ気付いたときに、自分を変えられること。
さらには、年齢重ねてもその意識を忘れないこと。
別にマナーとかの話だけじゃなく、スキルの成長
という面でも通じる考えになるはず。

"守らない人がいるから厳しくなる"

このちょっとした一言が、普段考えていたことを
整理するきっかけになりました。