業務的one-to-oneで別リレーションのカラム

seasar-dotnet-ML で話題になっていますが、
次のバージョン(DBFlute-0.9.7.5, DBFlute.NET-0.8.9.20)より、
業務的one-to-oneの固定条件、つまり fixedCondition にて、
localTable や foreignTable 以外のテーブルのカラム、
別リレーションのカラムを利用できるようになります。
(この記事の時点では SNAPSHOT にて公開)

詳しくは、ドキュメントにて:

業務的one-to-one - 別リレーションのカラム利用

概念が難しいので、そういう構造に出会ったことのある人でないと、
メリットがあまり伝わらないかもしれませんが、いざピッタリ合致
したときは便利でしょうがないと思います。
そして、それは「業務的one-to-one」自体に言えること。
地味ですが、まさしく「DBFluteならでは」と言える機能です。
そもそもこの領域を定型化しようという概念があまり認知されて
いません。概念にはっきりした名前も付いていないので、
なかなか共有知になりにくいという面もあります。
以前の記事で「こういうことよくあるなぁ」という
「やりとり」を紹介しています。

// jfluteの日記:C#版でもfixedConditionでバインド変数
http://d.hatena.ne.jp/jflute/20090101/1230736084

「業務的one-to-one」という名前が良いかどうかは別にして、
少なくともDBFluteユーザ同士では、すぐに構造を相手に伝える
ことができるし(一度勉強してれば)、DBFlute使わないプロジェクト
でも、その概念に対して明確なアプローチができるはずです。

DBFluteで実装便利、だけでなく、DBFluteの機能を通して、
DBアクセスのエッセンスを学ぶのに役に立てばと思っています。

#
# 辞書のような感じ、そう、実際に jflute 自身、DBFluteを
# 「DBレイヤにおける数多くの概念を調べる辞書」のように
# 使っています。DBFluteを使ってないプロジェクトに
# 行ったときにも、DBFluteの機能を思い出して照らし合わせて、
# このプロジェクトがこの問題についてどういうアプローチしてる
# かなぁ、してないならじゃあどうするかなぁ、という感じで。
# チェックリストのような感じですね。
# (共通カラムどう扱ってるかな、区分値定義は統一されてるかな、
# 業務的one-to-oneは...排他制御は...ページングは...
# カーソル検索は...曖昧検索のエスケープ処理は...
# 日付範囲の条件指定(DateFromTo)の指針は...)
# 
@DBFlute-0.9.7.5, Java, DBFlute.NET-0.8.9.20, C#