DBFlute Runtime/Engineのリリース
DBFlute-1.2.2 です。
Change Log | DBFlute
(移行の注意点は特になし)
十二年連続、十二回目の元旦リリースです!
そうとうに、えらい細かい修正ばかりです。
Macで既存JAVA_HOMEを優先して使うように
今までは、Macにおいて JAVA_HOME を設定していましたが、すでにそのPC上に JAVA_HOME が存在する場合はそちらを使うようにしました。
なければ、今まで通り JAVA_HOME を設定します。
また、バージョンが 1.8 固定でしたが、1.8+ というようにJava8以上にしました。
Java11のみ入っている環境などでも対応できるようにしています。
こちらはDBFluteクライアントの _project.sh の修正なので、新規DBFluteクライアントを作成される場合に反映されます。
既存のDBFluteクライアントは人が意図的に修正しない限り今までと同じですので、アップグレードに関しては特に気にする必要はありません。
(DBFlute Slack にて要望がありました)
LoadDataReverseで完全TSVにできるように
今までは、xlsLimit=0 にしても、レコード件数が0のテーブルにおいてはXLSファイルで出力されていました。
これ自身が良い挙動ではないので、レコード件数が0のテーブルもTSVファイルで出力するようにしました。
テストデータをすべてTSVファイルで扱って、かつ、LoadDataReverseで Cyclic なデータ運用も行う現場で有用です。
Behaviorの継承クラスを独自のクラスに
今までは、Behaviorの継承クラスは固定的に AbstractBehaviorWritable (or Readable) でしたが、dfpropで差し替えられるようになりました。
littleAdjustmentMap.dfprop の extendedAbstractBehaviorWritableClass で独自のクラス名を指定します。
すべてのテーブルに共通的なDBアクセスメソッドを付与したいときに便利です。
テストプロジェクト dbflute-test-active-hangar にExampleコードがあります。
// ExtendedAbstractBehaviorWritable.java
https://github.com/dbflute-test/dbflute-test-active-hangar/blob/master/src/main/java/org/docksidestage/hangar/dbflute/nogen/ExtendedAbstractBehaviorWritable.java
(DBFlute Slack にて要望がありました)
DBFlute Introも同時リリース
DBFlute Introも元旦リリースされていますね。
「SchemaPolicyCheckのStatement登録・削除機能の追加」
が、されたようです。
SchemaPolicyCheck をどんどん広めていきたいですね!
DBFlute Introコミッターのみんな、ありがとう!
// DBFlute Intro
http://dbflute.seasar.org/ja/manual/function/helper/intro/index.html
まとめ
といったように、ささやかではありますが、マニアックでもあります。
それだけ深く使って頂けるというのは嬉しいことですね。
これからもDBFluteユーザーの方々の要望にできるだけ応えていきたいです。