DBFlute Intro-0.2.1 Released

DBFlute Introのリリースです。

Decomment (でこめんと) の改善、
そして、Hacomment (はこめんと) の登場です!
(今回の機能は、DBFlute-1.1.8 と
組み合わせることで利用できます)
 => DBFlute-1.1.8 Released

そもそも Decomment (でこめんと) とは?
という方はこちらのページを:
 => Decomment (でこめんと) on Intro

DB変更による置き去り回避

Decommentでコメント登録後に、
DB変更でテーブル名やカラム名が変わると、
そのDecommentが置き去りにされてしまいました。

Introの新しいバージョンでは、
それを検知してマッピングできるようにしました!
(かぼマッピング)
 => テーブル名が変更されるとどうなる?

もし、その状況が発生した時は、
SchemaHTMLの上部の目立つところに、
マッピングのためのリストボックスたちが表示されます。

これで安心して利用することができますので、
どんどんDecommentしていきましょう。

gitブランチ名を活用

Decommentで、コンフリクトしたとき、
gitのブランチ名を表示するようにしました。
こうすると、何と何でバッティングしたのか、
よりわかりやすくなるはずです。

もちろん、gitが入ってない環境であれば、
その処理は無視されて正常に動作します。

# こちら、昨年の DBFluteフェス2017 での、
# コミッターの "でこちゃん" の発表の時に出た、
# ユーザーの方からの発想です。
# しっかり約束守りましたね!(^^

HistoryHTMLでもコメントを

さて、こちら新機能!

HistoryHTMLでもコメントを
登録できるようになりました。

Hacomment (はこめんと) と呼びます。
 => Hacomment (はこめんと) on Intro

HistoryHTMLは、DBFluteが自動で作成する、
DB変更履歴ドキュメントですが...

"この日のDB変更は、どういう理由のものだっけ?"
"この日のDB変更は、スプリントいくつ?"

などなど、もっと業務的な情報も、
HistoryHTMLに置いておきたいものです。
そこで、Hacomment機能を使うと、
HistoryHTML経由でどんどんコメントを
残しておくことができます。

こちらも、Decommentと同様に、
gitのコンフリクトが起きないような仕組みなので、
トピックブランチでもどこでも、
気軽にコメントしていくことができます。

使い方も、要領はDecommentと同じです。
DBFlute Intro経由でHistoryHTMLを開き、
それぞれの "Diffのタイトル" 付近で、
クリックしてみてください。

ぜひ、HistoryHTMLにもコメント書いていきましょう!

Introのアップグレード方法

DBFlute Intro は、
Manageタスクで 88 (intro) を選択すると、
自動的に最新版がダウンロードされます。

すでにダウンロード済でも、
ローカルにあるのが古いバージョンであれば、
自動的に判別して上書きしますので、
アップグレードは非常に簡単です。

ただ、手動でダウンロードして利用している場合は、
新しいバージョンも手動でダウンロードして、
差し替える必要があります。
(そこも自動でアップグレードできるように、
どうにかしたいですねぇ...)

Introコミッターたち!

今回の DBFlute Intro の実装は、
jfluteはほとんどやっておらず...

DBFlute Introコミッターの若者たち、
"チームいんとろんずおん" が、
リリース作業まで自分たちでやり遂げました。

jfluteは、プロダクトオーナー的な立ち位置で、
機能デザインなどのアドバイスやテストなど、
ファシリテーションに徹しました。

これだけの機能を自力でリリースできる、
ってすごいことですよ。
紛れもないオープンソースプログラマーたちです。

かぼす、でこちゃん、はきば、ありがとう!