新しい価値の創造に没頭できる現場を見たい

NHKスペシャル「中国激動空前の農民大移住」観た。

農民が市の政策で都会に移住するというお話。
喜ぶ人、喜ばない人いるわけですが...

o まだ移住先マンションが出来てないのに強制立ち退き(仮住まい)
o しかもまだ工場の誘致が遅くて仕事がなくて出稼ぎにいく
o 農村で自給自足していきたいというのに強制立ち退き
o 国から30年耕作権をもらっているのに市は強制立ち退き

と、まあ短いテレビの時間でのことなのでどこまでの
リアリティかわかりませんが、とにかくチグハグ感たっぷり。

こういうのを見ると決まって頭の中でリンクするのが、
システム開発の現場。チグハグな出来事の連続。
ああぁ、思い出すなぁと...たくさんあった。
そこで起こる不幸を二度と見たくない!

いま自分が色々なものを削ってでも猛烈に走る
きっかけの一つとなっていると言えるでしょう。
一人で全てを防ぐことはできないですが、
少しでも防ぐきっかけを作ることはできるかもしれない。

チグハグな現場では、
技術者のモチベーションがどんどん下がっていきます。
本来の仕事に集中できず、前向きに物事を考えられなくなる。

チグハグな現場では、
そのチグハグ感にどんどん慣れてしまい、
それが問題とも思わず麻痺して日々を過ごしてしまう。
苦しんでる現場の人が自ら改善に積極的でなくなる矛盾。

逆にいうと、気持ちよく開発に没頭できる現場は、
モチベーションはどんどん高まっていくもの。
目的のレベルが高くなり、改善意欲が高くなる。
そして、新しい価値の創造に没頭できる。
本来のお仕事に...没頭できる。

DBFluteには、そんな思いも乗せています。
だから、実装するのです。
そして、伝えるのです。