NHKプロフェッショナルの流儀「チーズ農家・吉田全作」観た。
ものづくりの本質はとても泥臭い。「アイディアひらめた」みたいな派手な話は、長い長いストーリーのほんの一部分。
一つ一つのやるべきこと、一つ一つがチーズの味に影響する。
jflute自身が実際に、一つ一つのやるべきこと、そこから背を向けたときは失敗したし、面倒なことや非効率にみえること、それらを受け入れたときは小さな幸せが訪れた。
「人生の岐路では、必ず面倒くさい道を選んできた。面倒なことは誰もしないし、より多くのヒントが転がっている」
本来、非効率なことはすべきではないというのが技術者だ。だが職人は、ときにそれを選ぶ。なにか、そこに見極めの難しいボーダーラインがあるように感じる
久しぶりにものづくり根性の心を刺激された。いや、これはものを作るだけの話ではないように思える。実直さ...派手な才能を持たない自分にぴったりの武器なのかも。彼のようになりたいと思った。