DBFluteの展望、多言語!? そして感覚と行動

さて、今後は...多言語対応!?

昔に比べて、DBFluteの修正はだいぶ落ち着きました。
(つい最近、複合主キーにはやられてしまいましたが...)

そろそろやりたかった、いろいろな意味での多言語...
今度こそ!ここに集中していければなぁと。

どっちも同じツールの現場

とある現場、JavaC# の案件があっちらこっちら。
マネジメントで悩むのは、やっぱり人の配置。
Java得意な人、C#得意な人、
綺麗に分けてアサインなんてやってられない。
そのときの空き状況や求められるスキル次第で、
臨機応変にごちゃごちゃと混ぜたい。

その現場では DBFlute を使ってくれていましたが、
C#でも DBFlute を使ってくれていました。
人の行き来は思ったよりスムーズにできたと聞きました。
単に ConditionBean や外だしSQLだけでなく、
ReplaceSchema や SchemaHTML なのの環境支援も同じ。

JavaC#, 言語仕様は似ているとはいえ、
開発環境やWeb側のツールは全然違います。
やはり、DB側のツールが同じだと安心感あるとのこと。
プログラマーだけでなく、マネジメント的にとても助かると。

うれしい言葉と共にやるべきことが

DBFluteユーザーからはうれしい声が。
半年ほど前に友人から...
「Javaを選んでる理由は、もう DBFlute しかなーい」
先日、OSSの友人から...
「DBFlute使えないならもう DBを捨てるしかなーい」

まあ、いずれも技術談笑の場で頂いた言葉で、
あえて大げさな表現でおもしろおかしくしてもらった
って感じかもですが、うれしいと思うとともに、
さっきの現場のことを思い出させてくれる言葉で、
「言語の敷居がツールの敷居」になるのもよくないなと。

DBFluteは、あまりに特殊なツールです。
他の類似するものがなかなかないと言われます。
(まあ、ないから作ってるわけですが...)
さすがに全部のツール知らないですけど、
「まあ、確かに」という感じですね(^^。
これは良い意味でも悪い意味でも両方ね。

別にこれが一番適しているとは思っていませんが、
ただ、DBFluteで解決できてた問題が、
他の環境に移ったらまた壁となって立ちはだかるって、
これほどばからしいことはないと思いますし、
一方で、それがネックで技術の進歩が鈍ってもいけないでしょう。

なにせ、jflute自身が、
いざ Java 以外の言語の仕事をやることになって、
現場フィットの甘いツール使ったらすげー文句いいそうだし笑
きっと、はちゃめちゃ拡張しちゃいますね(^^。
(特にO/Rマッパーにはとても厳しいプログラマーなので)

そう...そのストレスを想像すると足が鈍くなってしまいます。
とっくの昔に解決した問題なのに、またかよー(><って。
恐らく、DBFluteユーザーの方々は同じようなこと感じてるのでは!?
そう考えると色々なところで動くって、とっても大切なことだなぁと。
(やっぱりネックは、言語自体よりも、ツールだなって)

今の時代、どんどん多様化してきて、
「全ての現場でこれ」みたいなものは存在しないものです。
逆に、どこのレイヤにいってもDBFlute的なツールの
ニーズは一定量はあるのかなぁと。(実際に要望が多いし)

でも、もっと感覚を磨かないと

とはいえ、忘れてはいけないことがあります。

新しいツールを使ってもらうためには、
既存環境に比べてデグレってはいけない

ブランド力の全くないDBFluteを新しい現場で使ってもらうために、
一生懸命に意識してきたことでした。引き続き意識しないと。
Struts-1.x が長く君臨してきたのがまさしく良い例で、
既存の慣れた環境を覆すのはそーとーに大変なことです。

これ別に、古いのに固執するなと一方的に言っているのではなく、
そりゃそうなんです、ビジネスの現場は非常にタイト、
ツールはやっぱりあくまで単なる道具ですから、
新しかろうが古かろうが問題を解決するツールが一番なのです。

両方の気持ちがよくわかるのです。
なので、DBFluteの導入支援をするとき、そういう話を聞いたとき、
徹底して既存の環境や実装ポリシーや実装習慣などをヒアリングして、
DBFluteを使うことによる「デグレ」がでないように努めていました。

ただ、どんなツールであろうと、ポリシーの違いとかで、
どうしてもある程度は発生してしまうものなのですが、
単純にその程度がどのくらいか、印象がどのくらいか...
とにかく、それを意識して修正した機能は山ほどあります。
というか、現場フィットが特徴で派手さが何もないのに、
それやらなきゃ何のためにツールなんだか。

普段の生活で見かける商売でもよく見かけるかなって、
ついつい売り込む方は買い手の気持ちを忘れてしまいがち。

jfluteは、もっともっと感覚を磨かないと!

自戒のつもりで、しっかりここに書いておきたいと。

さて、行動するか

ということで、うれしい悲鳴という感じですが、
こないだ「GO言語でDBFluteを使いたい」と
言われたときにはさすがにぶっ飛びました(^^。
and このブログを書いてる最中に、Twitterで
「Objective-C版(iOSの方)」とか言われて、
さらにぶっ飛んでいます(><
でも、Play2 (Java版だけど) の対応はやりますよー。
いっぱいプルリク頂いていて、感謝感謝です。

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さて、ぼくはあれこれ学問的に語るのは好きではない方なので、
とっとと行動に移っていきたいと思います。

とりあえず Java8 版を秋まで、新しい C# 版は粛々と。
その他は、密かにと(^^。