思考力DBFluteハンズオン

DBFluteハンズオン」と呼ばれるコンテンツがあります。

環境構築から ConditionBean の実装、dfpropの設定からDB変更の実施まで...と、実際に手を動かハンズオン形式で体系的にDBFluteを学べるコンテンツです。DBFluteに必要な要素が一通り揃っていて、これを完遂した人は DBFlute を自由に扱えるかと。

また、DBFluteの大きな特徴の一つである、
DBFluteを学びつつ、DBのエッセンスが学べる」
ハンズオンでもこれを意識して前面に出しております。

極端な話、DBFluteを使わない人だとしても、これをやるとDB周りの実装レベルがレベルアップ!

そしてまた、Javaのプログラミングが学べるように。

Eclipseの基本、Eclipseのショートカットキー、Eclipseのコード補完、Eclipseの設定... (って、Eclipseばかりがつい先に来てしまいますが)
【追記: 2022/04/05】IntelliJでやる人も増えました(^^

JUnitの使い方、単体テストプログラミングの筋トレ、Javaデバッグ、エラーメッセージの読み方、中級者も迷う「if文やfor文の複雑な組み合わせ」など、根本的なプログラミングのスキル向上、これらを意識したエクササイズをたくさん用意してます。

極端な話、DBFluteを使わない人だとしても、Javaの初・中級者の人にうれしい内容に!

ぶっちゃけ、DBFluteのハンズオンであることを忘れるくらいの力の入れよう(^^。いやいや、それでいいのです。いくら DBFlute が便利な機能を提供しても、それを使いこなせるプログラミングスキルがないと、意味がないですから。

そしてそしてそして、DBFluteハンズオンの一番のスキルアップポイント、それは...思考力

答えを覚えることよりも、答えを導くためのプロセスを学んで欲しい

正直、教えてもやはり忘れられちゃうんですよ。教え方が悪いのかな!? うーん...ただ、システム開発では他にも覚えること一杯。何の紐付けもなく全てを覚えることは不可能かと。

だから、答えなんて覚えなくてもいい。必要なときにそれが導き出せるのであればそれでいい。特に今の時代は、そのための道具が豊富だし、そういう仕事のやり方が求められているかと。

とにかく考える、とにかく推測する、そして、導く

これの繰り返し、思考力の筋トレ。そして、それこそが、いざってときの スピード を生むと思ってるので。こういったエクササイズをたんまり用意されています。

既にこのDBFluteハンズオンをやってくれた人、20人を超えます。
【追記: 2022/04/05】もう100人はゆうに超えてますね(^^

これをやる前とやる後では大違い。みなスキルアップして猛者に変わっていきます。(とりあえずEclipseショートカットはマスターw)

これは単純にDBFluteが使えるようになったとかそういうことではなく、技術者としてプログラマーとして成長したなぁと。新人ばかりではありません(新人の方が少ない)。何年もの経験者でも、さらなる成長が見られます。

プログラマーはまだまだ成長できる

jfluteは、二次成長(二次教育)と読んでいます。一度、現場に入ってから現場力が身に付いて、でも現場のクセもついてしまった。思考のクセもプログラミングのクセも。人によってはそれで凝り固まってしまった。そこをほぐして、また成長しようと。人はいくらでもそれを繰り返すことができる。だからハンズオンやろうって。

皆が口々に言ってくれるありがたい言葉、

「(新しくDBFluteやる人に)ハンズオン絶対やった方がいいよ!」
「なんというか、とにかくハンズオン楽しいですねぇ」

これはうれしい。
そう、ハンズオンをやる上で一番意識していること、「アカデミックに楽しい」をモットーにしています。まるで、みんなで参加するDBFluteショー。

やはり、勉強ってなるとつまらなさそうですよね。そんなんじゃ続かないし、プラスアルファが生まれない。教えられることには限界があります。やる気を伝えることには限界があります。

ハンズオンで、

o ロジックを追求することは楽しいことだ
o スキルアップすることは楽しいことだ

この二つを伝えたい。

ロジックを追求する習慣が付けば、後は勝手にどんどん自分で技術を深めていけます。スキルアップして業務がスムーズに進めば、スキルアップするために力を溜めることに抵抗がなくなります。(経験値稼ぎをしてボスが倒せるようになって楽しいみたいな)

DBFluteのことなんか(若干!?)忘れたっていい。ロジック追求とスキルアップの経験に価値があるのです。答えよりも答えを導く方法を身につけて欲しいから...

勉強よりも筋トレ!


ハンズオンもリーン・スタートアップでした。二年ほど前から作り始めて実際にやり始めたのですが、そこからやってる人たちの反応や思考やコードを見て、どんどん微調整してきました。(既に "微" ではない!?)

こちらも考えて考えた末に、「いやぁ、本当によく考えられてますねぇ」と言ってもらえるエクササイズに成長しました。

jfluteが自らフォローイングする場合は、

「この人に合う説明はなんだろう?」
「この人に必要なスキルはなんだろう?」

なんて考えながらやる人に合わせてアドリブします。DIコンテナの話もしたり、Mavenの話もしたり。ConditionBean など DBFlute の概念も、jflute自らの口(くち)でニュアンスを伝える。jfluteのプログラミングの風景を眺めてもらう。jfluteの思考プロセスを体験してもらう。

// 「ミング」の時間ですよ
http://d.hatena.ne.jp/jflute/20121016/ming

// エラーメッセージ読め読め大合唱
https://jflute.hatenadiary.jp/entry/20130522/errorsinging

とはいえ、jfluteリソースに限りはあるので...そのままもくもく一人でやってもらっても、楽しくできるようになっています。ただまあ一人は寂しいので、誰かと一緒にやって、互いにコードを見せ合い議論し合えるといいですね。

// ハンズオンチュートリアル | DBFlute
http://dbflute.seasar.org/ja/tutorial/handson/

// DBFluteを、もっと現場の近くに
http://d.hatena.ne.jp/jflute/20110918/1316311400