「ディズニーシーで揺れた その四」からの続き その後、続々と人がエルドラドに流れてきます。 そうした中、なんとお土産用のお菓子が配られました。 さらに夜遅くに「ひじきごはん」、朝方にパンとスープ、 といった形で無償の食事が提供されました。 (あと、そもそもココアや紅茶などドリンクが自由) 「ひじきごはん」はちょっとびっくりしました。 こんなメニュー、パーク内にはどこにもないでしょう!? 米の性質や干し人参とか入ってるのを見る限り、恐らく 備蓄用の食糧なんじゃないかと勝手に想像しています。 こんな状況でなんですが、普通においしかったので 通常メニューで出して欲しいなって思ってしまったり... ただ、自分は一気に食べず間隔おいて少量ずつ食べる ようにしました。人は若干の空腹状態の方が頭が冴える ものです。余震も続いていましたから、一気に食べて 動きが鈍らないように。そして、 気が緩まないように若干の空腹状態を保つ ように。もちろん体力や満足感も必要なので、 よく噛んで満足感を出すと共に、少ない量から多くの 栄養を摂取できるように。その甲斐あってか、 気を緩めずに帰宅まで適切な判断ができたと思います。 もちろんそれだけでなく、二泊想定もしていたという のもありますし、支給される備蓄がいつ途切れるかも わかりませんので、その後の支給で自分が節約する分が 他の人に回ればと。また、自分らはいざとなれば若干の 非常食がカバンにあるので、そういう意味での安心感も。 (いつもカバンの中にララバーやネイキッドバーが)
とにかく寝ないと、少なくとも体を休めないと、 本格的に行動するときに動けませんので、頑張って 寝ようとします。ですが、余震がひどいため、 揺れるたびにすぐ跳ね起きて様子をみます。 深くは寝れませんね... エルドラドは他のレストランよりも後に開放されたので、 若い人が圧倒していました。学生集団もいて、雰囲気は もうすっかり修学旅行の夜。なつかしいムードの会話が。 深くは寝れませんね... いやいや悪い事じゃない、彼らもリラックスしないと。 そのなつかしいムードが自分らのリラックスにもなったし。 そして、どんな状況でも恋愛の話は尽きません。 しかも超丸聞こえなんですけど... ちょっと長めの椅子のベッドで寝ました(足は少し出ますが)。 タイミングよくエルドラドに来れたので良い方でしょう。 横になれない人もいましたから。手袋を枕に、お土産袋を 布団にしています。いざというときにすぐにカバンを 持って外に出られるように寝ます。余震が続くので。
携帯の充電器の貸し借りが頻繁に行われていました。 停電していないというのが本当に幸いな事でしたが、 充電器をもっていなければ意味がない。 携帯が唯一の情報源になるわけですが、使えば使うほど どんどん電池はなくなりますし、もともと少なかった人も いるでしょう。次の日の帰りにも頻繁に利用したいですし、 場合によっては二日想定もあるかもしれません。 停電していないことが大前提だとしても、 充電器はかなり重要な道具である、と感じました。 修学旅行か何かの若い人が多く、そもそも宿泊予定と いうことで、周りに充電器を持っている人は多かった ようです。みんなコンセントを探して探して頑張って 充電していました。トイレのコンセントに携帯が ぶら下がっていたのはとても印象的です。 自分らは幸い、前日に充電していたので大分余裕は ありました。ただ、いつまで待機するかが不明なので、 夜寝る時は自分の携帯だけ家族からの緊急連絡待ちで 電源を入れておいて、彼女の iPhone は電源を切って 節約するようにしました。次の日の地図に使うかもなので。 「ディズニーシーで揺れた その六」へ続く